もしあなたが、
- 今の顧問税理士に不満がある
- 顧問税理士をつけるほど大きな会社ではなかったけれど、これからはつけないとマズそうだ。
このように考えていて、今とは状況を変えたいと思っている場合でも、
一旦落ち着いて税理士に求めること、求められることを明確にして、どのような付き合い方ができるのか確認してみましょう。
やってほしいことが明確になることで、新しい税理士を見つけるときに失敗するリスクを防ぐことができます。
私たちすばる会計事務所では、経営者様との相互理解の上で話を進めさせていただいております。
税理士と何でも話せる関係を構築できること
何でも話せる税理士に依頼することをオススメします。
なぜなら、あなたの会社のビジョンや方向性、ライフプランを共有していないと、税理士から適切なアドバイスが受けられず、単に「作業をするだけの税理士」になってしまうからです。
「そんなこといっても何を相談していいのかわからない」
ということをよくお聞きします。
だからこそ、“何でも” 話せるかは重要なポイントなのです。
なぜなら、何でも話すことによって「税理士にとって大事な情報」を引き出してもらう必要があるからです。
デキる税理士は、ムダ話が多いものです。ムダ話の中から本音の話を引き出すことができます。
- 10年後には引退して長野でそば屋をやりたいんだよね
- 娘が薬剤師になりたいそうなんだよ
といった話であっても
- じゃあ役員報酬はこれくらい必要ですね
- 5年後にはこれくらいの売上規模にしたいですね
といった経営者のライフプランを考えたアドバイスにつながります。
税理士とは、あなたにとって“経営のパートナー”であるべきです。
税理士が「経営のパートナー」となるか「単なる作業人」となるかは、あなたのこれからの経営にとって大きな差がうまれます。
以下からは、あなたの会社を成長させる税理士の特徴をお話します。
良い税理士に出会うためにも、すべてを税理士まかせにするのではなく、以下の記事を参考にして、“あなたの会社を成長させる税理士”の知識をしっかりもちましょう。
あなたの会社を成長させる「2つの会計」
あなたの会社を成長させるには「過去会計」と「未来会計」のふたつの会計軸から見ていく必要があります。
過去会計とは、帳簿作成など制度を元にした書類作成
ひとつは過去会計。過去会計とは、過去の請求書や領収書、売上などを会計ソフトに入力する、いわゆる帳簿作成や決算書作成のことです。
一般的な「税務顧問サービス」のカバー範囲はこの過去会計が元となります。
会社の現状をきちんと把握するためには、過去会計はとても重要です。
なぜなら、過去会計できちんとした毎月の利益やお金の動きを把握出来なければ、現状分析もできず、将来の予測が立てられないからです。
しかし、帳簿作成のような作業は、会計ソフトがどんどん進歩してきている昨今において、「誰にでもできる仕事」になりつつあります。
税理士という職業が「10年後に無くなる仕事」として常に上位にある理由でもあります。
一般的な税理士の1番の業務は、この帳簿をもちいて税務申告書を作成することですが、これも単なる報告用の資料作成にしか過ぎません。
単なる報告用の資料作成であれば、誰に頼んでも同じ、料金の安い税理士に頼もうと思うのは当然の結論です。
この10年で、税理士への決算料が下がってきているのは、インターネットの普及により、とにかく安い料金で決算をやってくれる税理士が増えたことがその原因のひとつでしょう。
もしあなたが、とにかく料金を節約したいと思うのであれば、自分で会計ソフトを入力し、決算はインターネットで出来るだけ安くやってくれる税理士を見つけるのが良いでしょう。
未来会計を取り入れると、事業投資や人財育成、経営者のライフプランの形成へとつなげられる
未来会計とは、過去会計で現状を把握したうえで今の問題点を洗い出し、経営者と一緒に事業拡大のシミュレーションやライフプランを考えることをいいます。
具体的には、単年度や5ヶ年の経営計画を数値に落とし込み、資金繰りや キャッシュフローをみることで未来の業績向上、資金の増加、そして経営者のライフプランを一緒に作り上げていきます。
- お金の流れ(キャッシュフロー)がわかる
- 資金繰りの見通しがつき、明確な経営判断ができる
- 取るべき戦略が明確になる(何を優先すべきか明確になる)
- 会社の問題点を素早く把握できる。即時対応が可能となる
- 場当たり的な経営から脱却できる
経営者にありがちなことは「売上さえ上がっていればなんとかなる」という考え方です。
毎月の売上だけは正確に把握している経営者はとても多いです。
しかしもっとも大事なことは売上と利益、そしてキャッシュフローのバランスなのです。
例えば、売上の大きいAという商品は、売上は大きいけれど原価も高く、また資金回収サイクルが長い場合、この商品の売上を伸ばしていけばいくほどキャッシュ不足に陥ります。
この場合、原価の見直しを考えたり、お得意様に入金サイクルを早めてもらうなどの対策が必要です。
また、このまま拡大受注し続けても仕入支払ができるのか、万が一お得意様からの入金が遅れても資金繰りは大丈夫なのか、など考える必要があります。
このように、商品ひとつひとつの売上と利益、キャッシュフローのバランスを税理士と一緒に考え、伸ばしていく商品を決定していくことが大切なのです。
また、出た利益を、さらなる事業への投資に使うのか、役員報酬として社長自身が受け取るのか、会社に残した方がいいのかは、これからの会社経営のビジョンと、経営者のライフプランの考え方にも関わってきます。
伸ばすべき商品を検討して会社に確実に利益を残し、会社経営の危機を回避すること、そしてそこから事業投資や人財育成、経営者のライフプランの形成へとつなげていきます。
あなたの会社を成長させる税理士には2つの会計=過去会計と未来会計があるのがお分かりいただけたでしょうか。
もし、すばる会計事務所とビジネスを成長していく場合
まずは、過去会計である帳簿作成や決算書作成、税務判断をしっかりと行います。
毎月きちんと帳簿をしめ、月ごとの期間損益=毎月の利益とキャッシュフローで現状をしっかり把握し、問題点を洗い出していただくことが大切です。
それと同時に、経営者様が今後、どのような会社にしたいのか、どのようなライフプランを描いているのかをじっくりお聞きしつつ、経理コンサル、社会保険相談、生命保険相談など、必要に応じてご提案いたします。
また、資金繰りに問題があるようなら融資コンサルをご提案したり、もっとじっくり将来のビジョンを数値に落とし込むのであれば、5ヶ年の経営計画などを策定します。
その他、会社で働く従業員や、会社にまつわるすべての人に向けての指針である経営理念の策定などもお手伝いいたします。
- 日々の税務相談
- 12か月分の会計帳簿の税務監査
- 取引ごとの税務判断
- 決算書・税務申告書の作成
- 税務調査対策
- 節税対策アドバイスから実施まで
- 役員報酬の設定についてのサポート
- 経理コンサルティング
- 融資コンサルティングサポート
- 資金繰り安定化プログラム
- 戦略的中期経営計画の策定
- 事業計画策定支援
- MAS監査
- 社会保険相談
- 生命保険相談
- 銀行提出書類の作成支援
- 税務署等への各種届出の作成、提出
- 経営理念の策定支援
- 相続(資産税)相談
基本的に税務顧問契約を結んでいる会社様は、どんな相談事でもお話をお伺いします。
お話を聞いた上で、別途料金が発生するものはお見積もりをお出ししますし、業務外の場合は別の専門家をご紹介します。
まずは「こんなこと聞いていいのかな?」と考える前に一度ご相談ください。
すばる会計事務所に興味をもっていただいた方へ
すばる会計事務所の考える税理士とは「経営者のお役にたてることすべて」が仕事内容であると考えています。
会社設立から5年の法人存続率が15%しかないと言われている中で、すばる会計事務所の約87%の企業様は、現在も元気に営業されているのは、すばる会計事務所のご提供するサービスが、単なる作業人としてではなく、しっかりと先をみすえ、リスクヘッジをしている結果だと言えます。
「経営者にとって本当に必要なサービスは何か」を常に考え、提案し、経営者の事業を支えていくことで、あなたの事業の失敗をふせぎます。
ですので「とにかく安くやって欲しい」というご要望があったとしても、私たちが「今のあなたの会社にはこのサービスが必要です」と思えば、少々高くなったとしてもそちらをご提案させて頂きます。
あなたの会社の現状をとことんヒアリングさせていただいたうえで、今もっとも必要なサービスを見極めて提供させて頂きます。
ですから、電話やメールだけのお見積もりもお断りさせていただいています。
ぜひ直接お会いして、お話を聞かせください。